韓ドラ「完璧な結婚のお手本」あらすじ感想!元祖タイムリープ転生恋愛ドラマ

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韓国ドラマ「完璧な結婚のお手本」は、元祖タイムリープ恋愛ドラマ

2023年10月28日に公開された韓国ドラマ「完璧な結婚のお手本」。

いわゆる「転生系復讐ドラマ」ではありますが、他の転生系ドラマよりも「展開と内容がシンプル」「ストーリーがサクサク進む」流れになっています。

転生ものは「生存ルート条件がややこしい」「転生した理由が意味不明」という視聴者を「???」と混乱させる要素満載ですが、完璧な結婚のお手本は、このルールがシンプルなため視聴した後に「あーよかった」という感想が持てるドラマです。

「完璧な結婚のお手本」見どころ!感想とあらすじ

ネタバレを含みますので、視聴前の人は注意してください。

主人公イジュ「捨て子が生き残るために、使える武器はそれだけだった」

主人公イジュ(チョン・ユミン)は、幼いころ両親と生き別れ施設で育てられてきました。ハン家に引き取られてからは、罵倒されたり見下されたり食事に毒を盛られたりと、継母ジョンへと義妹ユラにイジメを受けながら、育ちます。

韓ドラにおいて、毒(特にヒ素)は欠かせない要素ですね。

一見穏やかで優しい性格ですが、養子として生きるために演じてた部分もあり、周囲に気を使って生きています。

そんなイジュは、冒頭から夫をはじめとする家族の裏切りに合います。

元夫セヒョク「愛されようと必死な姿が気の毒だった」

実は、夫のセヒョクはイジュの義妹のユラを陰ながら愛していました。イジュと結婚した理由は、周囲に気を遣うイジュが痛々しかったからだそう。

では、義妹ユラと不倫していたのかというと違います。ユラはハイスペックの男性しか愛せない女性であるため、低スペックな姉の夫セヒョクには1ミリも興味がありません。

セヒョクは、自分の想いが届かないことを知り「せめてユラと親戚になろう」と、ちょっとドMな愛を貫こうとしたようです。あとは金持ちのハン家から資金援助もあったという理由もあります。

義妹ユラ「セヒョクさんと私の方がお似合いじゃない?」

ハイスペック男子にしか興味がない義妹ユラですが、義姉の夫であるセヒョクに全く興味がないわけでもありません。

とにかく姉より優っていることを周囲に見せつけたい」というのが義妹ユラの本音。セヒョクに興味がないけれども、優越感に浸るために利用するという、典型的な器の小さいマウント系女子です。

また、興味のある人には猫撫で声で迫るけど、それ以外の人間には横柄な態度と差別的な発言で、周囲を不快にさせるという悪役丸出しのライバルキャラです。

ネタバレですが、最終話まで改心することはありません。安心して不快目線で見てください。

継母ジョンへ「実母からも捨てられた子を、愛してくれる男なんていない」

義妹ユラがある意味キレイな悪役になった諸悪の根源が、この継母のジョンへです。

韓国ドラマでお馴染みの「自分の利益のために、全て排除する」系のゴミ収集車系女子です。気持ちよく暴言を吐いてくれます。思い通りのセリフが飛び交うため、「ああ、言うと思ったよ」と、逆にスッキリするかもしれません。

ありとあらゆる手を使ってイジュを邪魔してきます。これも韓ドラ系あるあるですが、邪魔するどころか、命を狙い、挙げ句の果てにイジュが養子になった理由さえも作ったのが、このジョンへです。

そんな鬼継母は、1話で事故に遭ったイジュにトドメをさします。命が尽きようとしたとき、ここからイジュのタイムリープが始まります。

新夫ドグク「復讐のために、俺を利用してくれ」

タイムリープしたイジュが最初にターゲットとしたのが、妹ユラの縁談相手のドグクです。

ドグクは建設計大企業のテジャグループの御曹司ですが、自身でインテリア会社を立ち上げ代表になっています。家柄も実績も十分なドグクに惚れている義妹ユラへの復讐のため、転生後のイジェはすぐさまドグクに「私と結婚して」とつめ寄ります。

もうネタバレしますが、初めからドグクはイジュの魂胆を全て知っていました。

その上でドグクは、イジェと一緒にハン家への復讐に協力するのです。

まとめ

転生系復讐ドラマの中でも、シンプルな内容になっています。

同じ転生系ドラマに「私の夫と結婚して」がありますが、生存ループに行くための条件がややこしくて「一体いつになったら生存ルートへ行けるんや…」と萎える部分もあります。

この完璧な結婚のお手本は、転生した日を生き延びればいいという単純な条件なので、スッキリ終われるところが、いいかなと。また悪役が善人役に入れ替わる部分もないので(立場が不明な役が善人になる場合アリ)、頭を捻らなくていい部分もおすすめポイントです。

ラブシーン多めのシンプル復讐劇を見たい人は、ぜひ視聴してみてください。

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