ドラマ「マイファミリー」あらすじ感想!証言の真犯人はやっぱりアイツ…

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ドラマ「マイファミリー」は、誘拐事件を通じて家族愛を訴えるドラマ

2022年4月10日に放映された日曜劇場「マイファミリー」。

冷め切った夫婦の娘が誘拐されたことから、夫婦間の問題や友人関係など、様々な問題が浮き彫りになってきます。また、このドラマでは、主人公夫婦の周囲で誘拐事件が多発します。

誘拐事件が長引くにつれ、信じようと決めた夫婦の間に亀裂が生じます。また友人夫婦や隣人夫婦の子どもも誘拐事件に巻き込まれていきますが、「本当に誘拐されたのか?」「狂言誘拐じゃないのか?」など、様々な憶測が飛び交います。

「信じたい、でも信じられない」そんな葛藤の中、それぞれの夫婦はどんな結論を出すのか、この辺りも見どころの一つです。

真犯人を知った上で視聴しても、すごく面白い

マイファミリーは、展開がコロコロ変わり、最後まで退屈せずに観れるドラマ。

1話で登場する人物の中に犯人がいますが、私は全くわかりませんでした。。。予想も何度も外れました。ちょっとネタバレサイトも見てみたのですが、伏線が絡まりすぎてよくわからず…。実際に観ないと飲み込めない内容です。

犯人探しも胸熱ですが、冷え切った夫婦が事件を通じて、家族の情を取り戻していくところも、見応えがあります。

「マイファミリー」見どころ!感想とあらすじ

以下、ネタバレを含みますので、視聴前の人は注意してください。

鳴沢温人「何だってやるさ。娘を取り戻すためなら」

主人公の鳴沢温人(演:二宮和也)は、ゲーム会社「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」の代表。表向きは成功者として知られていますが、実際は仕事に追われ家庭の関係は冷え切っており、会社も資金繰りに苦労する始末。

ある日、娘・友果が誘拐され、犯人から5億円の身代金が要求が。警察に通報するも交渉は失敗に終わります。

鳴沢夫妻は、警察の前で互いを責め合う始末。警察官の見てる前で、冷え切った夫婦の関係が浮き彫りになっていきます。最初のうちは、鳴沢温人の家族への冷めた態度に何となくイラッとくる主婦視聴者の方もいると思います…。

鳴沢未知留「嘘でもいいから、幸せな家族でいたかっただけ」

温人は妻の鳴沢未知留(演:多部未華子)に、SNSで家族の情報をネットに公開していたことが誘拐にキッカケになったのでは?と責めます。

鳴沢未知留は、仕事ばかりで家に帰ってこない夫がいる冷え切った家庭だとしても、SNSの中だけでも幸せな家族を演じたかったと涙します。何か、こういう夫婦いるなあ…って感じです。

そんな中、犯人から新たな要求が。「娘を助けたければ、警察官を排除しろ」と。温人は警察の排除を決意し、大学の友人や会社の協力を得て娘の救出を開始します。

温人の警察排除の仕方が、ちょっと強引に思いました。そして「捜査終了してください」だけで警察って帰ってくれないのかな。わざわざネット公開する必要ってあったのかな?

葛城圭史「犯人を逃したこと、絶対に後悔しますよ」

警察を排除し自分たちだけで身代金を支払い、犯人を逃した温人に対し、刑事である葛城圭史(演:玉木宏)は、「犯人を逃したこと、絶対に後悔する」と言い放ちます。まあ、そうだよね。真犯人野放しだもんね。

葛城圭史の名探偵っぷりが、すごかったです。捜査のために、被害者だろうが何だろうが、グイグイ質問攻めにする葛城圭史に対して「ちょ…お前少しオブラートに包めや」と思いましたが、カマをかけているとのこと。

すごい名探偵っぷりに、最後の方はもう頼もしさしか感じませんでした。

東堂樹生「誘拐は、最も卑劣な犯罪だよ」

温人の娘の誘拐事件を一緒に解決したのが、温人の大学時代の友人の東堂樹生(演:濱田岳)。

実は東堂は元警察官で、5年前に自分の娘も誘拐された経験があるとのこと。東堂は涙ながらに自分の過去を打ち明けますが、どうやら娘さんはまだ見つかっていない様子。それどころか、家庭崩壊し、今では警備員(と探偵?)の仕事をしているそうです。

刑事・葛城圭史の読み通り、またもや誘拐事件が発生してしまいます。しかも、今度のターゲットは温人の友人・三輪碧の娘です。「いや、近いところで事件起きすぎるだろ」と思ったあなた。これにも意図があるようです。

三輪碧「もう5年だぞ、まだ生きてるって本当に思ってるのか?」

ネタバレしますが…実は、温人の娘を誘拐したのが、温人の友人の東堂でした。

東堂は悪意があって誘拐したのではなく、自分の娘の誘拐事件が未解決なことに対し、事件を模倣することで、真犯人を刺激したかったそう。

そんな東堂に対し、三輪碧(演:賀来賢人)は「お前の娘がまだ生きてるって本当に思ってるのか?」とブチ切れます。東堂も心のどこかで分かっていたんでしょうね。

ここからの東堂の心の葛藤が、何か本当に切なくて辛くて泣けます。

吉乃栄太郎「…捜査は、幕引きです」

真犯人を追い詰めていく温人たちでしたが、ここで真犯人が温人を犯人に仕立てようとします。

警察は温人を容疑者として逮捕、そして警視の吉乃栄太郎(演:富澤たけし)は、事件を収束させようとします。が、全ては葛城刑事の思惑通り。

追い詰められた温人でしたが、実は犯人を追い込むために、密かに行動していたのです。そして、事件は幕引きを迎えます。

まとめ

最後まで、ハラハラさせられっぱなしの大どんでん返し続きの「マイ・ファミリー」。

犯人が読めたようで読めない…の繰り返しで「もう出ている人全員怪しいわ!」とツッコミたくなるドラマでした。

温人を犯人にして全てを解決させようとした黒幕は、一体誰だったのでしょうか。犯人はとても意外な人物です。ぜひ推理してみてください。

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